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2007年10月14日 (日)

意外と悪くない操作性 - RISE FROM LAIR

主要な操作をモーションコントロールで行うことでなにかと話題のRISE FROM LAIR。
とりあえずステージ11までクリアしたけど個人的には操作性はそんなに悪くない。
少なくとも全然思い通りに操作できずイライラしたということは無かった。

むしろ問題は操作性以外のところにある。

まずフレームレートの低さ。
フルHDを実現するためのトレードオフだったのだろうが、完全にプレイに支障がでるレベルだ。
やってるうちに少しは慣れてくるが、ゲームの特性上遠距離から小さな敵を見つけることが多いのでフレームレートの低さによるブレがツライ。

過剰なHDRもいただけない。
HDRは次世代機必須の技術とも言われているが、やりすぎてもよくない。
明暗の差が大きすぎて暗いところが暗すぎて見づらい、明るいところが明るすぎて見づらい。
結局見づらいだけになってしまっているのだ。

フィニッシュ・ムーブという技がある。
ドラゴン同士の接近戦で主人公が相手ドラゴンに飛び乗って打撃で倒した後さらに自分のドラゴンに飛び込んで戻るというかっこいいシーンを簡単操作でできるのだが、ここもHDRのせいで肝心の戦闘部分が暗くてよく見えない。
背景の空が明るいので画面全体が暗いわけではない。
せっかくのキメシーンなのにもったいないことこの上ない。

グラフィック以外だとステージ終了後の画面に問題がある。
成績によってメダルがもらえるのだが、取得条件の中にボーナスというものがある。
これは各ステージよって異なるのだが日本版ではその条件が説明されない。
北米版ではちゃんと説明があるのだが、これがないと数字だけでは結局何がダメだったのかわからない。
実はPS3の本体設定を英語にすることで表示されるようになるのだが、これはあくまで裏技的なものなので公式サイトで公開されることを望みたい。

さておき、ゲームとしては想像以上によくできてると思う。
ドラゴン以外にもいろんな種類の巨大モンスターが登場し迫力の戦闘ができるし、空中から小さく見える地上の人間や兵器に間近まで近づき攻撃するなんてのは次世代機ならでは。
慣れてくれば空中から地上へと自在に展開してゴリゴリ敵を倒していけてかなりおもしろい。
ただ一部の操作ヘルプが早い段階で表示されなくなるが、もうちょっと中盤あたりまで表示されればいいなとは思った。

ストーリーは中盤以降盛り上がってきてなかなかに惹きこまれる。
グラフィックも問題はあれどさすがに作りこまれていて全体的なクオリティはかなり高い。
特に注目は海面。
衝撃によって波打つ様子はちょっと他では見たこと無いリアルさ。

アナログスティックでの操作もできればもっと高い評価を得られた可能性を持つが、振動を廃してモーションコントロールを打ち出したPS3の黎明期を象徴するタイトルだと思う。
失敗を恐れては挑戦はできない。
失敗のリスクが大きい時代になったが、ファーストパーティーならではの新たな可能性を求めた故の作品。

挑戦は成功しなかったが、ゲーム全体としては悪くないので従来の操作に戻した続編でリベンジというのもあれば面白いかもしれない。

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