一粒で何度でもおいしい - 忌火起草クリア後レビュー
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忌火起草 体験版をやってみた
やっとこさ忌火起草をプレイした
DUALSHOCK3発売まで待ってから始めたこのタイトルですがめでたくクリアしました。
フルコンプではないけど全エンディング見て読了率91%でまあクリアということで。
てかホントは、自分的にはクリアっていう形でもっと早めに終わらせようと思ってたんだけどあれよあれよと結局40時間近くやってしまいました。
というのもそれだけこのゲームが面白かったから。
まあとにかくシナリオがよくできてる。
1つのルート内でもきちんと完成度は高いんだけど、新たなルートを進めていくにつれ前のルートを踏まえながらの新展開を見せていき、さらにビジョンにまつわる新事実(シナリオごとの別設定でもある)が明らかになってゆき、とにかくやればやるほど世界が広がっていく感覚。
ホラーとしても高レベル。
自分は霊とかは全く信じてなく怪談とかもあまり怖がらないのだが、そんな自分も「怖ぇ~!!」と思うシーンがいくつもあった。
単に霊とか呪いだけではなくサイコスリラー的なものもあるので人によって怖いポイントが違うだろうし、ほとんどの人がどこかで恐怖を感じられると思う。
シナリオだけでなく絵的にも大いにビビらせてくれます。
ゲーム性も十分高い。
ストーリーは選択肢を選ぶことによって分岐していくのだが、自分が選んだ選択肢によってどう話が変わっていくかというワクワク感と、意図的に選択して話の流れを導いてゆく操作感を味わえる。
中盤以降は分岐が増えて複雑になりがちだが、フローチャートによって視覚的に確認できるのがいい。
一度選んだ選択肢はエンディング後に色づけされるので自分の進めたいルートへの選択肢もわかりやすい。
パズルのように入れ替えて新しい分岐を発生させるのは快感だ。
おなじみピンクシナリオはエロさよりも、それまでのシナリオのパロディだったり悪ノリ全開の展開のほうに要注目。
悪ノリ全開なのはピンクシナリオだけじゃないんだけどね。
とにかく体験版プレイ時に感じた違和感や不満点が一切感じられなかった。
体験版からなにか変更したわけではなさそうなのでやっぱり通してやってみないとわかんないもんだなー、っていうかそんな小さい事が全く気にならないぐらい作品として完成度が高いという感じ。
それでも不満点はある。
最後もう1シナリオというところでどうしても進められなくなってしまい攻略サイトを見ると、結構作業的なことをしないと進められないらしい。
それまで一切作業的な感覚が無かっただけにもう終わりにしようかと思ったんだけど、最後のシナリオがこれまたよく出来てるらしく攻略サイトみながら作業部分を終わらせなんとか最後のシナリオをプレイ可能な状態にした。
できればやり込み的なものは、やりたい人はやればいいしやりたくない人はやらなくてもそんなに損はしないという扱いにしてほしい。
多分めんどくさくなっちゃってそのシナリオやってない人結構いると思うんだよね。
いくらネット時代とはいえみんながみんな攻略サイト見るわけでもないと思うし。
まあ不満といえばそれくらいであとはとにかく大満足。
作業部分で詰まるまでの30数時間、一切ダレることなくプレイ出来たというのはかなりすごいことだと思う。
もともとは話題作だから一応買っておくかという感じだったが思わぬ伏兵に見事にノックアウトされた。
最後に、自分は青ルートがシナリオ・恐怖の両面で一番お気に入りです。
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